古銭は古いお金という意味で、今はもう作られていないもののことを言います。
古銭の歴史は、飛鳥時代までさかのぼります。「和同開珍」と呼ばれるコインが日本で最初の流通貨幣といわれています。このことは歴史の教科書にも載っています。当時、唐の時代だった中国から、遣唐使によって伝えられたとされています。
本格的なものになると、安土桃山時代に豊臣秀吉が金貨や銀貨を作り始めたのが最初とされています。世界で一番大きいといわれる天正長大判などがつくられました。天正長大判の大きさは17.5センチにもなりました。しかし一般の人たちにとっては、使うどころか見ることさえもできませんでした。
江戸時代になると徳川家康が、日本初の全国共通の金貨・銀貨をつくりました。ほかにも「寛永通宝」といわれる銅貨もつくりました。金・銀・銅の3種類がそろい、これを三貨制度とよびました。さらに小判なども登場して流通するようになりました。明治になると大阪に造幣工場が作られるなどして、一般的に通貨が普及するようになりました。
昭和になり、臨時通貨法が公布されて、補助貨幣が作られるようになりました。
このように古銭の歴史はずいぶんと前にさかのぼります。古銭に親しみがなくても、その歴史を紐解くことで、惹かれていってしまうかもしれません。
こちらも参考に:寛永通寶について

Categories: 古銭
24 6月 2016

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